過払い金返還請求の実例(65歳男性)
若いころに事業を立ち上げ、数年で倒産してしまい多額の借金を背負うことになってしまった65歳の男性が過払い金を返還してもらうことに成功した例ですが、背負ってしまった借金を、真面目に働きコツコツと借金の返済を続け、20年以上かけて借金を全額返済することが出来たわけですが、収入の多くを借金の返済に充てていたので、貯金額は一切なく、会社も定年で退職していたので、老後の生活に不安を感じていました。
そんなときに、本屋さんで過払い金の手にして、初めて過払い金の事を知ってしまったので、知り合いの弁護士に相談し、その弁護士が取引履歴を取り寄せて、引き直し計算をしてみると、驚くなかれ、何と過払い金が1000万円以上発生している事が分かりました。
そうなると、やはり貸金業者との交渉は捗らず、弁護士から早く決着を付けるために低い金額で和解することも出来きると打診を受けましたが、時間が掛っても良いので、今まで苦しめて来たことに対して満足のいく結果が欲しいと言うことで、交渉の継続を要望し、結果的に最終裁判にまでもつれることになりました。
裁判で問題となったのが時効の点でして、借金が20年以上前に始まり、返済が終わったのは1年くらい前だったので、10年以上前の過払い金についての返還を拒んできたのですが、過払い金については、最終取引日の翌日が10年以内であれば時効にならないため、最後の返済が1年前であれば、時効の消滅にはならないのです。
このような債務者である原告側と、債権者である被告の主張を繰り返し、5回の口頭弁論を経て、判決が下され過払い金の20パーセントを成功報酬として、弁護士に支払いましたが、850万円も手元に残すことができました。
この場合の要点となるのは、借金の返済が全て終わって完済していると言うことでして、返済が終わっていると言うことは、法定金利以上の金利で払っていれば、確実に過払い金が発生していますので、既に完済している人は確実に過払い金返還の対象者となると言う事なのです。
多くの人は過払い金と言う言葉すら知りませんし、それを知らずに損をしている人が大勢いると言うことは、その分人の弱みに付け込み儲けている人がいると言う事です。
あなたは知らないことで損をしないでください。
今までの話をまとめると、過去に返済が終わっている場合でも、過払い金の返還を求めることはできて、その場合は時効が問題となることもありますが、現在では過払い金の時効について、いろいろとご論されており、民法上での請求事項は10でして、10年を過ぎると請求することにしても手続きが面倒になるので、早めに過払い金返還請求を開始した方が良いです。